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論文

JAEA-AMS-TONOの現状; 平成27年度

藤田 奈津子; 松原 章浩; 渡邊 隆広; 國分 陽子; 梅田 浩司; 西澤 章光*; 三宅 正恭*; 大脇 好夫*; 西尾 智博*; 加藤 元久*

第18回AMSシンポジウム報告集, p.85 - 90, 2016/12

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、JAEA-AMS-TONOを機構で進める深地層の科学的研究や、施設供用利用制度による外部機関の研究に関わる年代測定等を行うため、放射性炭素, ベリリウム-10及びアルミニウム-26のルーチン測定を行っている。また、最近では塩素-36の測定技術の整備にも取り組んでいる。本発表では平成27年度の状況について報告する。

口頭

JAEA-AMS-TONOでの元素分析計を用いた$$^{14}$$C年代測定の前処理手法の改良

渡邊 隆広; 國分 陽子; 西尾 智博*; 藤田 奈津子; 三宅 正恭*; 西澤 章光*; 松原 章浩

no journal, , 

加速器質量分析法(AMS)を用いた放射性炭素($$^{14}$$C)測定技術は、地層科学研究や環境科学等の応用研究の発展に必要不可欠である。AMS技術の発展とともに、多大な労力と時間を要する前処理手法の簡略化と迅速化が求められている。本講演では、日本原子力研究開発機構東濃地科学センターにおける元素分析計と二酸化炭素トラップを連結させた$$^{14}$$C測定用前処理システムの状況について報告する。本研究では、標準物質であるIAEA-C4, C5, C6, C7およびNIST-SRM-4990Cを用いて、前処理システムの適用性を評価した。放射性炭素濃度(pMC)測定には東濃地科学センターに設置されているAMS装置を使用した。IAEA-C4の測定結果は0.16$$pm$$0.02 pMCであり、現代炭素による汚染は認められなかった。C5の測定結果は23.00$$pm$$0.15 pMCであり、合意値(23.05$$pm$$0.02 pMC)と不確かさの範囲内で一致した。他の標準試料の測定結果についても、それぞれの合意値と不確かさの範囲内で一致した。したがって、本研究で使用した放射性炭素測定用前処理システムは有機物試料の年代測定に適用可能であることが示された。

口頭

グラファイト化のための硫黄除去法における$$^{14}$$C混入汚染の評価

竹内 絵里奈; 小嵐 淳; 國分 陽子; 安藤 麻里子; 西尾 智博*; 大脇 好夫*; 松原 章浩

no journal, , 

加速器質量分析法(AMS)による$$^{14}$$C測定では、試料精製中のCO$$_{2}$$ガスに硫黄酸化物が含まれているとグラファイト化を阻害するため、銀シート、銀線、サルフィックス試薬等を用いてガス中の不純物を除去する。一方で、多量のサルフィックスを用いると$$delta$$$$^{13}$$C値が減少する傾向がみられ、AMS測定値に影響を及ぼす例も報告されており、不純物除去法自体が現代炭素の汚染源になることが懸念される。こうした前処理法による汚染は、特に古い年代の試料や少量の試料で推定年代に大きく影響を与えるため、不純物除去法の汚染について評価する必要がある。本研究では、Dead Carbonである試料を用いて、3種類の不純物除去法について汚染の程度を比較した。精製後のCO$$_{2}$$は、それぞれグラファイト化を行い、AMSを用いてpMC値(percent Modern Carbon:試料中の現代炭素の割合)を測定した。pMC値は銀シート$$>$$銀線、サルフィックス(15粒)だった。3つの不純物除法のうち最もpMC値が低いサルフィックスについて、使用量を3粒, 45粒に変化させて同様に比較した。結果、3粒(pMC値=0.19$$pm$$0.05%)よりも15粒の方がpMC値も高くなる傾向がみられ、試薬自体が現代炭素による汚染源になっている可能性が示唆された。

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